新築外構とスカイデッキ

今回は新築外構とスカイデッキのご依頼です。

まず、外構デザインについてです。最近人気の大判タイルを使用し、圧倒的なインパクトを目指しました。

しかしその一方で、全てを大判タイルで固めることは避け、他の袖壁はシンプルな塗仕上げに。

これにより、全体のバランスを考慮することで、落ち着きのある外構を心掛けました。

また、壁の裏側にはサイクルスペースを設け、お隣様との境界にはフェンスを取り付けるなど、実用性も重視しています。

そして、このプロジェクトの最大の難問、高さ3ｍ以上もある擁壁の問題について。

この擁壁の存在により、2ｍ近く庭のスペースが狭くなってしまいます。

しかし、困難をチャンスに変えることが私たちの仕事。敷地全体を鉄骨架台で覆い、使用できなかった土地部分をスカイデッキとして再生しました。

このスカイデッキは、安全性を最重要視して鉄骨で頑丈に設計。完成したデッキは、高さを感じさせないほど安定感があります。

このプロジェクトは真夏の炎天下での作業となりました。

しかし、お客様のお子様からの手紙による励ましを受け、私たちの職人たちは元気をもらい、過酷な環境下での工事を完了させました。

仕事の成果は技術だけではなく、人の心の温かさや絆に支えられています。
このような優しさが、私たちの仕事を支えてくれているのです。

これからも、お客様に喜んでいただけるよう、日々精進いたします。