石畳の庭

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Works #130

都筑区K様邸

門柱に使用しているレンガはバフ(黄褐)色を採用、ホワイト系の色目地を、チューブで入れることではっきりと浮いてくる印象に仕上げています。壁面とのトーンを合わせ、正面の緑道のレンガとの相性も配慮しました。門扉は背の高いアイアン門扉でシンプルに。表札は一見、アイアンに見えますが、ステンレスの叩き仕様にすることで、錆びにくく耐久性も考慮しています。

生垣には「キンマサキ」の黄色がアクセントになり、お庭全体の印象を明るくします。床面はドイツ産の天然石「ゾーナストン」の乱形石です。石にジュラ紀の化石が含まれており、ジュラストーンとも呼ばれています。

ガーデンにつながるアプローチにはコスト面も考慮しながら、シンプルなコンクリートのテクスチャの乱形石とガラス玉で花模様のワンポイント。レンガ縁に曲面をあしらうことで植物の中を抜けていく柔らかな印象に。花壇と立水栓はオーストラリア製のタンブルをチョイス。こちらも角が丸みを帯びていてやさしい印象です。

中心となる位置に目隠しと憩いの場を兼ね、植栽スペースとタイルベンチの組み合わせを設置しました。ポイントのタイルは8個すべて柄が異なるタイルを、星形に配置することでアクセントをつけています。フェンスは柱と柱の間に板を挟む「間柱仕様」にすることで、どちら側から見ても綺麗な仕上がりになりました。

門扉左側は、公園に面して落ち葉も多く、掃き掃除がしやすいようにヨーロッパの石畳をイメージしたペイビング材を使用。また、施主様の駐車場からの導線でもあるので、植栽のライトアップも兼ねガーデンライトも設置しました。比較的規模の大きな工事でしたが、施主様にも大変喜んで頂き、とても気持ちの良いお仕事となりました。

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