家と庭をつなぐ

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Works #073

青葉区I様邸

門柱は家壁の色調に併せてシックでシンプルなチョコレート色のレンガをセレクト。素材感が際立たつよう、通常よりセメントを多く使い、砂の粗さが出ないよう目地とレンガのコントラストを付けています。また、正面の道路が右から左に傾斜しているので、正面ファサードはポーチタイルと門柱が真っすぐ見えるように配慮しています。

表札のアイアン素材に合わせ、ポスト・門灯もすべてアイアン調に統一。茶系の「ジャワ鉄平石」とチョコレート色のレンガの調和も意識しながら、あまり道路勾配が目立たないよう、今回はあえて乱形石として敷いています。右側のサイクルスペースは、目隠しも兼ねて、門柱と同じレンガ素材でウォールに。全体に統一感が生まれ、エントランスが広く見える効果もあります。

道路側からの目隠しも兼ねる生垣は、あまり横にボリュームが出ないよう、上に伸びるタイプのマサキを採用。マサキは「キンマサキ」が主流ですが、建物の色調に合わせ、今回は「ギンマサキ」をおすすめしました。

お庭のメインルームとなる場所には、イタリア製の雰囲気のあるタイルテラスを。タイル面とリビング床面の高さをに近づけることにより、リビングとタイルテラスに一体感が生まれます。

少し高さが必要なお隣との目隠しには、人工木の横木フェンスを設置しました。圧迫感を抑えるため、スリットの入ったホワイト系を選ぶことで、庭全体の印象を明るくする効果もあります。

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